小野前会長の辞任が外に出てからから10日経ちました(辞任届が出たのが11日、受理して会長が副会長だった伊藤牧夫氏に交代したのが19日)。
未だ情報が少ないこの件ですが、27日、オリエンティアMLでメールが流れて来ました。自分の情報圏では茨城県協会に続いて二つ目です。
そのメール内では「10月19日、上田さんからこのMLに第一報が流されました。」とありました。この文脈でMLと言うとオリエンティアMLだと思うのですが、YahooのオリエンティアMLページで確認してもそんな一報はどこにもなかったのですけど…。えーと、何かハブられてたのは俺だけですか?10/30追記:19日に流れたらしいメールはWOC2005のMLだったそうです。道理でメールの文脈が理解不能だと…。
ただし、「え、そんなメール流れてないよ?」というのは今回の本題ではありません。本題は当然メールの内容です。
メールの内容を一言で言うと、「今回の会長交代手続きが重大な定款違反」ということです。資料もなく、正直オリエンティアMLに流れたメールだけだと要領も得ないのですが整理してみました。
10/11 小野前会長から辞任届けが送付
10/19 辞任が受理され、伊藤牧夫氏が小野氏の残任期間(~2005年3月31日)会長職を受諾。その日付で「会長交代のお知らせ」が専務理事代行兼事務局長から郵送(MLより)
流れ的には問題ありません。しかし、定款違反というのは「会長交代」という点です。
JOAの定款によれば、
第四章第12条1項
理事及び監事は、総会で選任し理事は、互選で会長、副会長及び専務理事を定める。
第四章第13条2項
副会長は、会長を補佐するとともに、会長に事故ある時、または会長が欠けたときは、あらかじめ会長が指名した順序により副会長がその職務を代行する。
第四章第15条2項
補欠又は増員により選任された役員の任期は、前任者又は現任者の残任期間とする。
関わってくる定款はこの辺ですかね。本来定款に基づくならば、理事の互選により、新たな会長が選ばれるか、または残任期間「会長代行として」職務を続ける(代行する)かってことで解釈はいいでしょうか。そう考えると、前会長から「受諾」して会長となるのは確かにおかしいですね。いわゆる談合(厳密に言葉の意味を取ると違いますが)ってやつですか!?例えば今後出される各種プログラム(東日本は知りませんが)で「JOA会長の言葉」として載っていたらまずいんですかね。
更にメールを意訳すると、更に埼玉県協会がこのことに対して照会状が出された模様です。また正規の資格はないとのことですが、山形県協会もこの照会状に賛成だそうです。この照会状の内容がどんなものかは分かりませんが、埼玉県協会がWEB上にupしたりすると(できればhtml形式で)情報ソースが増えて嬉しい各県や個人オリエンティアに反響がより広がりそうだなと思います。
そもそも元から暗闇だったJOAの会長問題が今更どうなってもそういうことは言ってはいけません。末端のオリエンティアには関係はありませんが、権威ある組織がしっかりしているということは何かと重要なことです(大会開く際の渉外とかWOCなどの誘致とかえーと…)。
10/30追記:
前会長の小野氏は、参議院議員だったこともあってか、「役所関係の渉外に強い力」を持っていたそうです。スポンサー関連に対してもその「力」は重要だったみたいですね。
現段階では、WOC2005の実行委員会欄では小野清子「会長」からの挨拶が載ってます。また、Japan Challenge2days(大高緑地大会+東日本)のプログラム(p1〜p6)(PDF)では伊藤牧夫「会長」からの挨拶になっています。
Posted by Inoue at October 30, 2004 02:42 AM日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |