WOC SQUADから「2005年世界選手権大会選手選考について」の詳細が発表されました。
現在の代表選手候補の7選手以外にも可能性を創ろうというわけで、7/10,16,17,18に愛知で行われる最終選考レースの前に、富士で行われる全日本選手権(M/W21E)、4/2,3に行われるレースの二回を、第一次選考とするそうです。それぞれロング、ミドル、スプリントの第一次選考となります。(詳しくはSQUAD HPまで。)
可能性を広げて門戸を広く開けよう(4月のレースは誰でも参加できる)と言う姿勢は日本が強くなるためによいことだと思います。
ところで…(11/30一部追記)
(最終選考レースへの切符を持っている)代表選手候補の7選手ってどなたなんですか?一応流し読みとは言えオリエンティアMLに目を通してはいるはずなんですが、どうにも記憶にありません…。候補とは言え、選手選考の過程と結果を知らないのはどうも気持ちが悪い感じがします。(SQUAD専用MLなどがあって、そちらで議論の末決定した事項だと予想。)
単に自分が見落としているだけかもしれません(例:オリエンテーリングマガジンには逐一報告されているとかオリエンティアMLで流れていたとか)が、結構重要な点だと思うので、現時点の候補だけでも一応誰でも見られるWEB上で公開して欲しいなあと思っている次第です。
あっ、もしかしてWOC2004日本代表選手選手はもう来年の代表選手候補として選考レースへの権利を得ているってことなのか?7人ずつだし。そんな気がしてきました。
とりあえず今年のWOC2004に参加した計14選手を載せておきます。(敬称略)
鹿島田浩二、小泉成行、紺野俊介、篠原岳夫、高橋善徳、松澤俊行、山口大助
落合志保子、金子恵美、塩田美佐、田島利佳、番場洋子、宮内佐季子、元木友子
11/30追記
O-Newsでのエントリー(WOC2005日本代表選考)において、鹿島田氏が14名についてコメントを残していました。正式には公表されていないかもしれませんが、転載させてもらいます。
宮内・加納・落合・元木・田島・番場・金子
松澤・小泉・篠原・山口・高橋・鹿島田・紺野
(敬称略)(追記ここまで)
あれ、そもそもSQUADって休会していなかったっけ?(SQUADのHPにはそんなこと書いてませんけど。)じゃあ今やっている強化スタッフの方々はどういう所属(というか立場)で動いているの?原点に戻れば、日本チームの強化組織ってどういう組織体系なんですか?JOAが形式的にはトップなんだろうけど、SQUADってその下部組織?それとも全く別物?考えれば考えるほど日本のオリエンテーリング界は謎です。
11/29 01:31補足:
SQUAD休会についてはオリエンティアMLに流れていました。休会はするが、「オリエンテーリング日本代表選手の強化、育成、支援活動」については『JOA選手強化特別委員会より委嘱を受け、JOA選手強化スタッフとして継続していきます』とありました。今の強化部メンバーの方々はJOAスタッフとしての活動(継続)中なんですね。
ちょっと小ネタですが。
〜いつでも、どこからでも高品位なライブ映像・音声を容易に配信可能〜(NECプレスリリース)(情報くれた方thx)
これがあればゴール前などの中継を体育館など屋内でも見られるってことと解釈してます。テレビが大画面ならなおよし。(屋外は日差しの関係上テレビ自体が見難いようです。)
え…他人のゴールシーンなんて興味ないですかそうですか…。
オリエンテーリングは競技上観戦に向いてないとか以前に「観戦するよりは実際やるスポーツである」という構造上問題が演出面の盛り上げを難しくしている気がします。
例えば、エキシビジョンで小型カメラを付けた選手に走ってもらって地図(現在地付き)と一緒に中継したらそれなりに面白いのではないでしょうか?(問題点1、地図晒したら見てる人は参加できません。問題点2、リアルタイムでは見られない=要するにカメラ付けた選手が走っている時間帯には往々にして自分も走っている。)
ショートやスプリントクラスにおいて、エリートクラスを一般クラスの後ろにずらし(逆にPWTのように観戦対象を先にやるのも地図が違えば可)、その中の一部にGPS(+小型カメラ)を装着してもらって、会場では地図とともに解説実況を行う、というのが現実的な落としどころでしょうか。
うーん、観戦者と競技者が分かれていない競技の(競技中)演出は難しい…。
あ、書き忘れました。上記の映像伝送システム、750万です。はい無理。
調べ物をしていて気になったのですが、最近大会での結果をLapCenterに委託しすぎではないですかね?というかインカレなんですけど。昨年の矢板インカレショート、伊賀インカレ、先日行われた愛知インカレロングでは全て結果を丸投げしています。公式HPなのに大会結果が表示されないのはいただけません。LapCenter(の中の人)は善意で結果を表示してくれてると思うので、自サーバにラップはともかく順位表だけでも移すべきだったと思います。(個人的には順位表を見るだけなのに公式からLapCenterに飛んで過去ログをサルベージするのがつらい…。)
そもそもLapCenterやOrienteering.comサーバが何らかの原因でダウンした時(Orienteering.comサーバは一度ありましたっけ)、データが飛んだりしたら大変何じゃないかなあと他人事ながら考えています。データは分散させるべきでは?
11/23に関東学連のミドルセレが行われたようです。O-Newsでも触れられていますが、男子は計156人中64人、女子は53人中27人が通過したようです。これに関東学連規約で定められた免除者(参考:関東地区代表選手選考会実施基準(第6条))であるA-Final進出者(男子は川上、田村、坂本、山下、山崎、尾崎、牧山、前田の8氏、女子は原、杉崎、花木、中谷、築山、藤澤、米谷、志度の8氏)
と技術諮問委員会からの推薦で、男子80名、女子39名(参考:インカレミドル要綱2)の枠を埋めます。残りの推薦枠は男子は80-8-64で8名、女子は39-8-27で4名です(推薦がなかった場合はセレ不通過選手より順次繰り上げ)。(規約の第7条から「与えられた地区学連枠のうち地区学連枠から免除者を除いた人数の90%をセレクションのレースで決定する」とあります。)
なお、関西学連は12/19に、東海学連は12/26に、セレクションが行われます。(北東、北信越のセレクションについては今いち分からず下のエントリーで補足説明しました、中九四は学連配分枠男女とも0…。)
関連エントリー:ミドルセレ(関西他)
以下各校の内訳です。(+の後は免除者)
(12/18追記:さらに推薦と繰り上げによって増えた人数を+の後に追記。これで学校枠以外は埋まりました。)
男子(計80名)
女子(計39名)
参考:LapCenter
男子は東京、女子は日本女子が圧倒的多数を通過させたようです。また、一年生の通過も例年よりかなり多く見られたのも春にミドルが行われる影響を感じさせます。
また、今年度より新たに追加されたミドルセレ規約第9条により、学校枠が加盟校、準加盟校に男女1名ずつ出走権利が与えられるそうです。しかも各校の任意によって出場選手を選べる(基本的にはセレ出走者)とあります。もしかしてインカレ出走者のレベル低下につながらないか、それはセレクションの逃げ道として甘いんじゃないかとも思いますが、逆に今回エリートクラスに出走できない学校には朗報だとも思います(参加者も増えるかも)。ただ、この枠で出走した選手が一人もA-Finalに残れなかったりしたらそれはそれであまり意味がないかな、と。
余談ですが、関東学連の各規約集はHTML(txt)ファイルで読みやすいのですが、日本学連のものはWordファイルかPDFファイルしかなくてちょっとつらかったです。個人的好みかもしれませんがなんとかなりませんかね。
今月始めより日本学連の広報誌、「いぶき」がMLリスト配信されるのに合わせ、日本学連HPにおいてもtxt形式で読めるようになりました。1号(6.25)は発行された時期が時期だけに幹事紹介くらいしか見所なかったのですが、2号(11.5)は面白かったです。
とりあえずこの広報誌に載っている情報から、幹事会、学連総会の日程を挙げてみます。
(いぶきを読む限り)決めるべき議題は多く、しかし集まれる日程は少ない、会議は毎回長そうです。2chオリエンテーリングスレッドでは、「前夜に遅くまでやるのはやめてくれ」という意見もありましたがミーティングの回数自体が少なければ仕方ない気もします。
さて本筋を読んでの感想をつらつらと。いぶき第2号では10月2日に行われた幹事会で議論されたことが載っていると思われます。
1.インカレロングの実行委員会、公式サイトの設置、ロゴマークの使用の確認
これこの段階でようやく承認って毎度のことながら遅すぎる気がします。一ヶ月前。とは言っても6/25発行の第1号にも同じことが書いてあります。(そもそも承認されることを前提に立ちあげ、承認することは儀式的に行われる。)むしろ問題なのは、1号で「次回総会において、本承認を採ります。」とあること。その時点での「次回」ってインカレ前日なのでは…。これは形式的な問題を突っ込んだだけで、別に問題とするわけではありませんが。
2.インカレロングを秋口にやる理由
文章化されました。
加盟員の減少と日本におけるオリエンテーリング人口の減少により、インカレ運営の省力化が念頭にありました。また、地図化する面積と競技に使用する面積の効率を上げるため、現在の秋ロング春ミドル・リレーという形式に変更しました。この変更により、秋のロングで他の大会とタイアップすることが容易になり、さまざまな運営の形態を持つことができるようになる、日本学生オリエンテーリング連盟と他団体が協力するなど、日本のオリエンテーリング界に今までにない新しい動きを提供することができるようになりました。また今年度に関してだけ述べると、OBOGは春インカレに専念できることになり、運営負担が低減しています。
学生と共にやるという理念に加え、運営の省力化を誤魔化さず(文章として)前面に出したのはよかったです。そういう割りにはインカレの与える印象が小さくなったとは感じなかったので運営が上手かったのでしょうね。
3.運営スキルの蓄積
今までやっていなかったのは厳しいですが、いいアーカイブができるといいですね。「今年度のインカレ運営を基に事業部の第一次整備を行い、次年度以降のインカレを経験し、運営スキルを蓄積していく計画」がどこまで現実のものとなるか楽しみです。「知識、経験の散逸を防ぐ」「前任者にアクセスしなければ仕事を把握できない状況」というのには個人的にも苦労した経験があるので頑張ってもらいたいです。「インカレ公式資料(インカレの創り方?)(運営スキル)」というものがいつ公開されるのか分かりませんが、提案者が残っている今年度中に形にできればいいですね。この辺りに追加されるのでしょうか。
4.保険
2004年3月まではAIUの傷害保険と契約していたそうです。引き続き契約を続け、また、各大学の学生教育研究災害傷害保険を活用(+活動届出提出)と併用の方向で進めるようです。JOAにオリエンテーリング総合保険を用意してもらうことも検討中のようですが、提案の是非はともかくあまり期待はできなさそうです。
5.学連の地図の使用
学連保有の地図に関しては、カラーコピーはしない、O-CADデータは販売しない。O-mapコピー自主規制についてキャンペーンを行う、という方針のようです。学連の地図はO-mapそのものを買ってくださいということですよね。
6.テレイン管理、渉外
・日光テレイン使用のためのガイドラインを日本学連のテレインに適用
・テレイン利用管理・データを含む地図の管理・テレイン渉外の整備を行う新組織の立ち上げ
の二点を軸にするようです。ただ、「インカレテレインをもっとオープンにして、利用促進を図る」というのは文字通りオープンテレイン(とはいえ隣接地域が次々回インカレ候補になったりすると実質クローズ…)に早い段階でするのか、比喩的意味なのか、どちらでしょうか。
7.違反ペナルティー
6のテレイン使用手続きの違反に関して。地区学連が管理責任となるようです。該当加盟高がIEクラスに出れないようにするといったものから該当加盟校の日本学生オリエンテーリング界からの退場(!)までペナルティー候補は様々ですが。むしろ期限が決められてないのが心配です(無期限!?)。採択自体も時間がかかりそうです。こういう(言い方は悪いですが)タイムリーな対応をするには幹事会や総会ではフットワークが重すぎるのが残念です。とか書いて実は11月6日の総会で全てが決まった可能性もありますけれど。
8.日光地区トラブルに対する対応
同じようなことがあった場合、どんな大会であろうとも、永遠に日光地区テレインは使用できなくなりますよ。ということを「規則に反映する必要を認めました(明文化)。」だそうです。
必要を認める(幹事会)(10月の時点でここ)→必要性を総会で承認(11月)→新規則を明文化(1月)→明文化した規則を承認(3月?)ということで、新しい規則ができるのは、MLなどを有効活用しても最短で3月でしょうか。これは2003/3/9に起こった事件の結論としては早いのか遅いのかどうなんでしょう。個人的見解では一年ほど遅かったかと思いますが、それでもようやく形になりつつあるとして幹事会の皆様はよく頑張ったと思います。
9インカレシード
インカレロングで優勝した坂本氏が長文で意気込みを書いていました。様々な意味で必見です。
そんな感じで楽しく読みました。日本学連幹事の方々本当にお疲れ様です。残りの任期頑張ってください。総会議事録ともなるであろう第3号も楽しみです。
NCOは目立たないけどオリエンテーリング界にとって重要なポストである日本学連幹事役員の方々を陰ながら応援しています。
インカレの閉会式について思い出しながら。
良かった点、改善できる点などいくつか挙げてみます。
ここを偶然関係者が目にしたりして、来年のWOCや今年の日光に反映されたら…なんてことはなさそうですがとりあえず気になった点を。演出などは他のスポーツ見てても好きな部分なのできつめかもしれませんが、所詮外部の言うことと思ってもらって結構です。
1. インタビューの時間
インタビューの相手が優勝者だけというのは盛り上がりに欠けます。入賞者6人全員は厳しいですが、せめて表彰台の3人にはマイクを向けて欲しいです。理想はプラス併設やFクラス一人ずつ。Fクラスに関しては表彰台に乗ったりインタビューを受けたりといったこと自体が励みになると思うのでぜひやって欲しいと思います。また、次点の考えですが、優勝者「のみ」にするならロングインタビューとし、レース中の考えやゴールが見えて歓声を受けた瞬間の感触など突っ込んで欲しいと思います。
2. インタビューの貴重性
今回が特殊なのかもしれませんが、東日本21Eではこの度多くの海外一流選手が来日したのですから、来年のためにも多くの生の肉声を日本のオリエンティアに届けて欲しかったです。レース中どんなことを考えてたかとか、ゴール直後の感想、優勝が決まった時の思い、日本テレインの印象、日本の印象など、いろいろ聞いて面白そうなことは多いはずです。今回は、東日本M21E2位のMats Troeng氏,W21E優勝者Simone Niggli-Luders氏へのインタビューがそれぞれありましたが、時間が押していたのかかなり急ぎ足の印象を受けました。日本の印象をなんとか聞きだして終わりという感じも受け少し残念でした。
3.インタビュアー
今回は宮内氏がインタビュアーを行いましたが、以前は松澤氏が長い間やっていたと思います。今回から変えたのは何故でしょうか(単に断られただけ?)。行われたインタビューでは松澤氏の色が濃く残っていたように感じましたが、それなら氏のままでよかったのではないでしょうか。宮内氏がインタビューするならば彼女にしかできない(と書くと書きすぎですが)色を出して欲しかったと思います。逆に色がかぶるようなら変更した理由が分かりませんでした。
4.インタビューの内容
インカレに限りますが、余りにインタビューがワイドショー的なものに終始してしまったように感じました。優勝するような選手に近しい人をインタビュアーとし、突っ込んだ話を聞きだすというのは近年ある程度人気を得ている手法だと思います。けれど今年はバランスがそちらにばかり偏り、さらに時間が少ないために優勝者の私生活の部分の話「のみ」で終わってしまいました。インタビューの内容にバリエーションが欲しいです。実質今回は質問1,2個ずつだったので、優勝者にはせめて3つ(うちプライベート1つ)ほど。
5.インタビューされる側の意識
せっかくのところ苦言を提して選手には酷ですが、実際一部の回答自体にげんなりとしました。せっかく受ける立場に立てたのだから、ロングにかけてた意気込みや一番上から学生に伝えたいことなど用意してもよかったのではと思います。ダイエットはともかく、「優勝を一番伝えたいのは?」という質問にさんざん焦らしたあげく彼女を匂わすと言うのは…。場が困ります。個人の事情を知っている人以外には「ハァ?」です。せめて「一緒に頑張って来てお互い支えた彼女です!」くらい堂々として欲しいです。(模範的盛り上げ回答は「クラブのみんな」だと思います。ただそんな回答を嘘付いてまでしろと言うわけでは決してありません。)ただこればかりは学生なので。いちゃもん付けてごめんなさい。
6.セットなど
舞台装置は場所の制限もあるので今のままでいいと思います。音楽もスタート前(?)との使い回しは気になりましたが式を邪魔しないほどの音量でよかったと思います。他花束を渡してた子供たちがいましたが、リハーサルとかやったのでしょうか?恥ずかしがって選手に苦笑させるくらいなら、異性の運営者から花束を渡した方がよかったと思います。特に問題は感じませんでしたが、後はもう一つ何か運営側からのサプライズがあればよりよいと思います。
7.表彰後
表彰式の後、河合会長からの挨拶、次回日光インカレへの引継ぎ、学連幹事長からの言葉などありましたが、そのまま学生が帰ってしまったこともあった以前から比べると、非常によかったと思います。参加者の学生にも拍手を。最後に実行委員長の山口氏が「参加者の皆さんにもお礼」を言ってましたが心に残りました。また、今回から非競技面に関しては学生が担当したということで学連幹事長の堺氏が代表して挨拶をしてましたがこれもとてもよかったです。言葉はたどたどしかったりしましたが、自分たちが創ったインカレが成功したことへの誇りや達成感がとても伝わってきた挨拶でした。長くても何かが「伝わってくる」挨拶は(個人的に)歓迎です。
8.その他気になった点
インカレ表彰の途中で、海外選手が自分たちの速報ボードを取りに壇上に出てきて少しの間収拾がつかなかった時間がありました。おそらく運営側からして予想外のことだろうと思われますので、次回(あるのか?)はインカレ表彰前に一旦時間を取って(5分ほどが限界?)その間にちゃっちゃと持って行ってもらえばいいと思います。
9.年度一つ目のインカレ
今年からロングが秋開催になりました。それに関して欲を言えば、もう少し内輪色を薄めたインカレでもいいと思います。一年生にとっては初のインカレとなります。少し特殊な例をあげると、インタビュアー紹介の時「ぞんび〜ず所属の(ご存知)宮内氏です」という紹介をしていましたが、ぞんび〜ずというクラブが何のクラブなのか(失礼ながら自分も関西の有志クラブとしか…)一年生や遠方の大学など知らない人もいる中では素直に京都大出身と言う紹介の仕方でもいいと思います。またその際彼女のあげた成績(WOC代表とか日本ランキングとか)を紹介したほうが親切でした(これは司会が関西の方だったことも一因かも)。他には、インカレプログラム(紙版は見てませんが)や会場の立看板の簡素さがあげられます。インカレシード選手の(自己)紹介を載せた(作った)り、実況で工夫したりと、インカレとして盛り上げるセッティングが非常に少なく、普通の大会と見た目は変わらない印象を受けたのが残念でした。年度一つ目のインカレということを考え、「インカレっぽさ」をもっと出し、運営側からも雰囲気を作って欲しいです。
10.演出パートの掛け持ち
今回は英語実況こそプロに頼んだ模様ですが、通訳実況、インタビュアーなどは別の担当(場合によっては選手兼任)と掛け持ちながらの運営でした。当然専門パートとしたほうが質の向上は望めますが、現在小人数精鋭運営をやらざるを得ない大規模大会が多い中、これは解決しにくい問題のような気もします。
11.場面提供
予算がかなりあることを大前提とします。(WOCの規模はどれくらいだろう…。)できるならば屋内スペースや屋外でも最前線が一杯で見れない人のために、小さくてもテレビ画面を置いて、外のゴールシーンが生中継で映るようにできれば面白いんじゃないかと思います。以前のWOCでやられてた大スクリーンに投影して…というのは無理でしょうが。いずれにせよ結構な予算がかかりそうです。ビデオカメラと映像を飛ばすコードはまだしもスクリーンが厳しいか…。14インチのTVとビデオを設置して(以下妄想)
簡単にできそうな気もしますがきっと難しそうです。一応理想とおくところは、スタジアム(ゴール周り)に入れなかった観客が脇に設置してあるテレビ(or個人のポータブルTV)に群がって…みたいな状況です。甲子園なんかは廊下にテレビがすえつけてありますね(あれはまんまテレビ放送ですけど)。
何かあれば追記しますがここまで。癪に障る方々(特に運営者の方など)もおられるかと思います。次回以降、そしてWOCの参考にもしなればと思い、改善でき得る点を中心に書き出しました。それほど責めてるつもりはなく、例年通り楽しむことができた式でした。このエントリーに関して苦情や問題点は遠慮なく下のコメント欄にお願いします。いろいろあればそれだけ資料としても有用だと考えています。
なにより直接関わってないため無責任な発言が多すぎだと自覚しています。
以前(2000年末)来日したこともある、Bjørnar Valstad(1999年スコットランドクラシカル優勝)(奥さんでもあるHanne Staffと共に来日、彼女は1997年ノルウェークラシカル優勝)が、ノルウェーの彼らのサイト、www.staff-valstad.comにおいて日本の紹介をしています。「How to be Big in Japan?」と題して日本対策や日本の文化について触れていますので全文和訳してみました。(と言っても友人から依頼を受けたからです。)相当に長いですが、訳が間違ってるなどあればコメントなどでどうぞ。
実際のページ(訳前)はこちら(How to be Big in Japan? (english version))
How to be Big in Japan? 日本でいい成績を残すには
写真下
日本でこんな綺麗な夕焼けを見たら、忘れられないね
ノルウェーチームは日の出ずる国への道筋を既に描いています。次の世界選手権への準備はもう既に進行中なのです。
来年行われる世界選手権は、今年の(WOC)とは180度違うものになるでしょう(地理、気候、テレイン、組織、メディアの存在(注目される数?)、foot(訳者注:おそらくfoodの誤植)、飲み物、宿泊施設、文化など、事実ほとんど全てが選手たちが今年のスウェーデンで経験したものとは違う)。そんな来年のWOC、準備はどうするべきなのでしょうか?
来年のWOCに向けてどう準備するべきか我々が考えていることをここでこのページの読者と共に分け合いたいと思います。日本でのWOCに向けて、どう準備していくべきでしょうか。
今回から「How to BIG in Japan(日本で"ビッグ"になるには)」と題したシリーズを掲載します。
内容は以下。
1:WOC in Japan、それは全面的に今までのWOCと違います。地形、気候、文化、食事、宿泊、そして生活習慣について。
2:WOC in Japan、それはタフで(今までとは)違った挑戦となります。地図とテレインについて。
3:WOC in Japan、WOCにおけるオリエンテーリングのテクニック(訳者意訳:結局はWOCなのです)。
4:WOC in Japan、よいルートチョイスとは?
How to BIG in Japan. Part1
O(rienteering)-country(としての)日本を簡単に見ていきます。地形、気候、文化、食事、宿泊施設、そして生活スタイルについて。
メジャーな選手権で成功するためには、ホスト国の持つ幅広い情勢に適応する力が必要です。地図やテレインに精通することは当然必要とされます。しかし、それらに精通している場合でさえ、多くの本命選手が失敗しています。彼らは異なった文化、食事、生活状態の形でもたらされる外的要因には通じていなかったからです。この点において、選手たちは多くの新しいチャレンジを日本でのWOCで感じることでしょう。アジアでの選手権は、ホームグラウンドである北欧でのそれとは全く別種のものとなります。このシリーズの最初の記事では、この国の他とは違った特徴の一部をちょっとだけ詳しくみていきます。
The o-country Japan.
日本では、オリエンテーリングは1966年にレクリエーションスポーツとして紹介されました。初めての大会は1969年に東京の近くで行われました。最大級のイベントは1000人から2000人の選手を集めています。
日本のナショナルチームのメンバーは日本のホームテレインの中、高いレベルで競技をしていますが、世界的イベントにおいては、同じレベルの力を発揮するのに苦労して来ました。世界選手権での最初の日本人選手は、1976年スコットランドで行われたWOCで走った杉山隆氏でした。
日本には合計約5000人のオリエンティアと200近くのオリエンテーリングクラブがあります。O-Mapはおおよそ600から650が存在しています。他の多くの国でそうであるように、初めての日本のO-Map(1973年作)はスウェーデンのマッパーによって描かれました。日本人によって描かれる初のO-Mapが完成するのはその翌年のことです。
Aichi and Tsukude Village
WOC2005は約400キロ東京から西へ行った「州」、愛知で行われます。最大の都市は名古屋、日本で三番目に大きい大都市です。基本的に、海岸沿いの平野上で数十キロ四方に都市特有の不規則な広がりを持った典型的大都市です。
以下日本地図と愛知の位置説明。
実際のWOCイベントの中心は「三河高原」と呼ばれる内陸の山地の中に位置し、そこはまぶしい都市の光を放つ名古屋とは対照的です。町は愛すべき田園風景に囲まれ、アウトドアスポーツには素晴らしい機会を与えてくれます。そこではあまりやることが無いのはさておき、作手村は「愛知の軽井沢」として日本では知られています(つまりは最も人気のある場所)が、その理由は明らかにはなっていません。
愛知県は2005年8月に行われる万博の開催地になっており、WOC2005実行委員会はこの万博に協賛(協力?)しています。そういうわけで、8月に行われる世界選手権は日本で計画された今までで初めてのオリエンテーリングイベントの一つとなるでしょう。一年のこの時期、日本人は通常オリエンテーリングレースは避けますが、それほど8月は暑くなります。
以下作手(?)の写真
ノルウェーと日本の間にはいくつか類似点があります。その一つは、地形学的な点から、両国はだいたい同じような国土面積を持つ典型的山国ということです。つまり両国は同じようなサイズを持つ国ということです。しかし類似点はそのくらいです。
人口についてはノルウェーがたった450万に対して、日本の住んでいるのは1億2800万を超えています。実に驚いたことに、ひとたび海岸部を離れてみると地方は比較的人口密度が少ないように見えます。これは人口の90%が海岸線に沿った薄いベルト地帯に住んでいるからです。このベルトは海から30キロの地域に広がっています。森林や山はそびえたって海岸を背にした風景を見下ろしています。一番高い山脈は海抜3000メートルを超えてそびえ立っています。その中でも最も高いのは富士山(火山)で、3800メートルであり、実に印象的な風景をもたらし日本のシンボルです。
以下富士山と田園風景の写真
日本(の土地)は膨大な量の目の詰まって無い柔らかな土壌からなります。この特性はWOCテレインにおいても顕著となっています。全体のエリアは、大小のみぞやあちこちに分岐した沢など実に驚くべき多様性により細かく分類されます。溝は絶えず変化する状態にあり、たとえ日本人が浸食障壁をほぼ全ての渓谷や河床で作図してきたとしても(変わっている可能性もあります)。
日本では気候はノルウェーより多様に変化します。冬は寒く、多くの雪も降ります。近年はしかし、冬の間でも海抜7-800メートル以上のテレインで走ることは可能です。
夏はヨーロッパに比べ暖かく湿っています。地方紙によれば気温は30~35度まで上がるのが7,8月の平均となります。加えて、空気の湿度は大変高いです。
太平洋からの風は暖かい空気を山に向けて送り、5,6月には多くの雨をしばしば降らせることになります。WOC選手にとってはこの新しい環境になれることが実際の問題となるでしょう。夏の間の平均気温はゆうに30度を超え、相当きつい傾斜と高低差にあいまって、来年のWOCアスリートにとってタフなチャレンジを要求するでしょう。
言い換えると、日本の気候は去年のスイスでのと同じように結果に重大な影響を及ぼし得ます。きっちり十分な暑さ対策を選手がしなかった場合は特に。
公式の統計によれば、作手村のような山間部ではややそれよりは涼しくなるでしょうが、地元紙によると、その季節が始まると暑さと湿度でひどく消耗してしまうとあります。日本に住んでいたことのあるスコットランド人のオリエンティア、Nail Marstonによれば、ただその辺を歩くだけで8月はひどく消耗したそうです。
Food and accommodation
"Western style" "Japanese style"というような言葉は日本を訪れていれば、近いうちに確立された概念となるでしょう。それは様々なところで当てはまります。トイレ、宿泊、そして食事。ほとんどは地面に座ってやることになります。。。
食べ物と飲み物は日本全国を通して安全です。水を飲むことは通常蛇口から直接飲んでもいいですが、おそらく初めに地元紙やガイドで大事を取って確かめたほうが無難でしょう。都市部ではそれほど問題ではありませんが、山間部の地元宿泊施設での水はおそらく地表水からでしょう、そしてそれ故潜在的リスクも抱えています。
日本での食事習慣は“Westerners”とは少し何かが違います。米は全体を通して様々な形で毎回の食卓に出される主食です。
日本人で無い我々のほとんどにとって違和感を感じるのは、小分けにされた皿にそれぞれ違う味の料理が乗ってることであり、西欧人の胃袋にとっては奇妙に映ります。しかしながら、料理はマイルドで刺激は少ないです。ほとんどの人はそれについてを少し刺激がない、味が物足りないと思うかもしれません。
個人的には日本のものを含むアジアの食べ物は本当に好きですけどね。
以下日本の食卓の写真
海草と様々な海からの生産物は料理を"spice up(塩辛くする?)"のに使われ、何か違った感じを与えてくれます。けれど料理は消化のしやすいものです。
寿司(日本の代表的な料理)はお勧めです。自国にある「寿司バー(訳者注:海外ではこういう表現)」にぜひ行ってみてください。様々な10種のちっちゃなネタが一人の前にそれぞれ運ばれてきます。
ハンネ(スタッフ)と私ビョルナー(ヴァルシュタ:このページの筆者)は二人とも古くからの伝統的な日本の食事にチャレンジしてみる幸運に恵まれました。とりわけ、私たちは水田でうなぎを獲りに行き、火で炙って食べました。釣竿は必要と言うわけでもなく、鋤(?)で獲ったんです!うなぎが実際泥の中で埋まっているのです。加えて私たちは固められ(?)、そしてマリネにされた生魚(丸ごと一匹)、白子のマリネ、干して固めて(?)揚げられたイナゴ、若い蜂(?)、蜂の子、そして他の同種のスナックも!ほとんどは世界選手権直前に食べるには適切なものではないですが…。
提供される食事の量も隠れた問題となるかもしれません。ノルウェー人は日本人より多く練習し多く食べます。ほとんどの食事の種類が日本では買えますが、良質の小麦製品とcrisp bread(薄いビスケット)は常に簡単に手に入るとは限らず、価格も高いことが多いです。
食事はほぼ毎回箸を使って食べます。ただナイフとフォークも尋ねれば持ってきてもらえます。でも箸を使ったほうがきっと面白いと思いますよ。
日本では(食事の時)普通は床の上に座ります。椅子の上に座ることはそんなにありません。床に座るやり方には二種あります。行儀のよいやり方(正座?)、またはリラックスした方法です。腰の堅い西欧人にとっては三つ目のやり方もあります、ほとんど寝転がってるようなものですが…。
Accommodation
宿泊施設は日本式と西洋式両方選べます。日本式は床の上で、西洋式は普通にベッドで寝ます。しかし、床で寝るのにも何の問題もありません。マットレスと質のよい羽毛布団は(日本は冬国で、よい冬用の羽毛布団があります)、安物とは程遠く、西洋式のホテルに滞在するのと遜色ありません。
以下布団の写真
Cold rooms
我々ノルウェー人が慣れてない(冬は特に)のは室内暖房についてです。ノルウェーでは全部屋が暖かくされています。対して日本ではほとんどの部屋が寒いのです。リビングだけが暖房が効いています。暖房は普通はガスストーブでなされ、大変効果的です。加えて机の下にはヒーターが付いてます(訳者注:おそらくコタツ)。足を中に入れれば、たとえ部屋の他のところが寒くても、心地よく暖かいでしょう。
Baths
シャワー(ルーム)なのは珍しいです。けれど日本人が風呂(湯船)にほとんどどこでも入るのはすぐ分かると思います。これはとてもいいことです。まず座って体を洗い、様々な種類、水風呂や色々な温度(ぬるま湯から火傷するほど)の風呂の湯船に身体を沈めます。疲れた筋肉(身体)には最高です。
以下風呂や銭湯の写真
And finally the toilets...
背の高い男性にとって、知りたいことでしょうから触れておかずにはいられませんが、高さは重要です。それはたとえ筆者が(背が高すぎて)小便器に届かなかったとしてもね。。。
Summary
アスリートとしての視点から見て、日本は訪れやすい国です。全ての重要な条件には比較的適応しやすい。食事や飲み物も得やすく、我々の国と同じ質を揃えています。日本人オリエンティアは友好的で親切だし、そのおかげでトレーニングマップを得る助力を仰ぐのも簡単です。言葉はもちろん大変な壁ではあり、地元(ノルウェーからの)ガイド(ブック)は日本訪問後有益な旅をするのに必要です。
日本の風呂、そして食事を楽しんでください。日本では多くの挑戦をするでしょうが、そのほとんどは良種のものであり、人生を面白くしてくれるものでしょう!選手権に向けてトレーニングするのに悪い場所では全くありません!
次回は日本の地図とテレインについて。
これで訳は終わりです。相当に意訳が入ってますがなんとなく彼らによる日本の紹介の感じはつかめたかと思います。食事のイナゴうんぬんがひどい気もしますが、変な誤解は比較的少なく感じました。トイレの欄に関してはもうちょっといい訳ができるような気がします。うーむ。
追記:訳を教えてもらったので少し改善しました。また、補足ですが、今期のWorld Cup Event ではBjørnar Valstad 氏はWOCLong(9/16)で、Hanne Staff 氏はWOCMiddle、EuOCMiddleでそれぞれ優勝しています。
気まぐれに、気になった範囲で海外選手軽く紹介します。前回のエントリーの続きで書いてた物を別エントリーで。11/18少し追記。
写真を撮って無いので引用になります。
まずはO-NewsでのPWT記事にある写真から。
真ん中がスイス国鉄の広告に登場したり(参考資料)、モデル業をやってるとかのスイス:Simone Niggli-Luder(シモーネ)氏(彼女は土曜日のPWTに続いて日曜の東日本W21Eでも優勝)。PWTでの選手紹介。彼女は2003WOCでスプリント一位、ロング一位、ミドル一位、リレー一位というあり得ない(褒め言葉)成績を取っています。今回も本命と言われてました。堂々の女子世界ランキング1位です。
右に写ってるのがスウェーデンのJenny Johansson(ジェニーなのだがJは発音されないので現地ではイェニー)氏。PWTの選手紹介。彼女も世界ランク3位と素晴らしい選手です。PWT、東日本の会場をツインテールでよく同じスウェーデンのEmma Engstrand氏と一緒に歩いてました。東日本のレース後も山に写真を撮りに来てたり。
左はこれもスウェーデンのKarolina A-Hojsgaard氏。PWTでの選手紹介。PWTでは3位に入り、次の日の東日本では2位でした。パンフでは確かSimone氏のライバルという書かれ方をしていたように思います。(うる覚え。正確な情報求む)世界ランクは5位になっています。
後は東日本で3位に入っフィンランドのMinna Kauppi氏(世界ランク8位)。PWTでの選手紹介。残念ながらフィンランドチームは表彰式の前に会場を後にしたので、式では見られなかったのですが、orienteering.comの木村氏が前日のPWTでの写真を撮ってくれています。その1、その2、その3。(Park World Tour 2004 NAGOYA内)彼女は現在21歳(11月下旬に22)ということも考えると来年はもっと上の位置にいるかもしれません。
とりあえず今回はそんなところで。女子ばっかりで男子がいないのは興味が時間がなかったせいです。きっと。というか男子に付いては日本代表の方やエリート上位の方が自身のサイトで紹介してそうな気もします。見つけた&自分が紹介してますという方はコメントででも教えてもらえると嬉しいです。
こういうの、大会前に書けばもうちょっと盛り上がったかもしれないなあなんて自分の遅筆に少し後悔。
追記:グーグルで調べていたら、O-Newsの小泉氏のコラムで「ミーハーな話」として書かれています。(7月19日付け)この写真がそれぞれ誰なのかはちょっと分からず。一番左がJenny氏で真ん中がKarolina 氏かなあ(適当)(ミーハー)
JapanCallenge2days(東日本&インカレ)
結果とLAP(LapCenter)
東日本結果(IOF)
遅くなりましたが10日ほど前の東日本&PWTについてです。
世界の選手が多数来日ということで盛り上がったかと言うと「盛り上がってたのは一部でインカレに来ていたの学生の多くは名前と顔が一致して無いしとりあえず有名っぽいから見ておくか」レベルだったと思います。インカレ(IE)と東日本(21E)の表彰式の盛り上がりの落差が端的に表してたような…。しかしながら紹介パンフを作ったりプロの実況を呼んだり、運営側の努力も感じました。毎週の様にレースに参加して、オリエンティアMLもこまめにチェックして…、というコアな層にはアピールできた大会だったようですが、今後はそれをどう一般参加者層に伝えていけるかというのが課題になりそうです。
シンプルライフ、携帯電話3社に対応したQRコードシール作成サービス(Venture Now)
下の方にオリエンテーリングに関する面白い提案が。
例えば、オリエンテーリングで、チェックポイントにQRコードを置いておいて、それを読むことで次のチェックポイントが分かったり……と、様々な使い方をされるようになりました。
そんな使い方5年以上この競技に関わってますが初耳ですよ…。しかしチェックポイントでQRコードを携帯で読み込むことで次のチェックポイントがどこか分かるというのは、ゲーム性としては面白そうです。問題はいくつか。携帯の電波が入るところでやれるか。読み取れる携帯を皆が持っているか。QRコードに地図情報を入れるとして、どの程度(の範囲)入れることでレース中持っている地図と照合できるか。はたまた地図を一切持たずにQRコードに示される地図を頼りにオリエンテーリングをするのか(メモリーOに近い??)。都内公園でのスプリントをテレインにするなら、地図情報をQRコードとして示すことができれば簡単にできそうです。
ただ、
「200字程度のテキストデータを表示させることなどができる」レベルの今のQRコードが溜め込める情報量で、O-Mapがどの程度表現できるのか。そもそも名前が「HA-NA-GE」て。といったところが一番クリアしにくい問題かもしれません。
追記:わざわざ地図を表示しなくても次のポストのコントロール番号を表示すればいいのか。どちらにしてもコースを先読みできないとより短時間で地図を読むことが求められますね。EカードやSIのように通過証明としても使えそう。
O-Newsでも書かれていますが、会長となっていた伊藤氏、正式に会長代行職となったようです。東日本のパンフにも「代行」のシールが貼り付けられており、この件に関する迷走と苦労?が見て取れます。
各県協会に送られた書類からは「会長職を受諾」の部分が「会長代行職の受諾」と変わった以外は文章そのものは変わっておらず、なんだかなあと言う印象です。埼玉県協会から突っ込みが出た後に「事務局長の勘違いにより間違えた内容をお知らせした」として再び書類を送ってきたのことです。相当穿った見方をすると、もし批判が出なければそのまま突っ走ってたような確信犯の匂いも…?!
情報元:茨城県協会(県協会たより-11月)
JOAのHPも、外部リンクをするばかりでなく、県協会たよりのような、決して目立たないけど重要なことを載せてくれればなあと思います。見る人は少ないかもしれませんが、それでもJOAが何やってるか少しは分かるんでないでしょうか。
オリエンテーリング < Navigation Across Country >の池ケ谷氏が10月からオリエンティアの成績蓄積データを作成されています。
http://www.yk.rim.or.jp/~ikegaya/o-data/
オリエンティアMLの過去ログからパスワードを取る必要はありますが、3つのファイルを落とすと各選手の成績などがデータベースとして手に入れることができます。様々な分析やデータ収集に役立つのではないでしょうか。また、読み方の分からない名前の方や漢字が出ない方も、マスターデータやMS-IMEへの追加ファイルをダウンロードすることによって可能な限りの確認ができるようになります。
データ収集は大変でしょうが、データが継続して蓄積されていくとかなり面白い物となりそうです。
明日明後日に行われるJapan2daysの直前情報です。
まず日曜のインカレロングに関するQ&A が追加されています。(2004年度インカレロングHP)(>11/4訂正のものもあります)
次に、東日本プログラムでのスタートリストですが、
WFクラスについては紙版のみ間違いがありスタート時刻が10:38〜11:28になっておりましたが2分遅くなりまして10:40〜11:30
WUBクラスにつきましては紙版・PDF版ともに間違いがあり11:30〜11:31となっておりましたが11:32〜11:33となります。
と二箇所紙版から、一箇所PDF版から訂正があります。
尚、HTML版では間違いは訂正されています。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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