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NCO@Ver.2.1.1:オリエンテーリングについて淡々と何か書いてます

July 10, 2004

日光地区のガイドライン

個人メモでもよかったのですがせっかくなのでこっちで。

日光地区限定、テレインの適正な利用のためのガイドライン」というものが日本学生オリエンテーリング連盟幹事会から出されました。日光地区がクローズになった諸事情から、今後の使用手続き、駐車場などの細かな注意事項まで書かれ(書かなきゃ分からないの?といったことまで)、これに学生さんは従ってくださいよ、大人なんだから自覚持ってくださいよ、という内容のようです。

今までこのようなガイドラインはWEB上ではなかったように思うので、こういったものを作らなければならなかった(作らなければならないほどマナーが守れていない)経緯はともかく、良いことだと思います。反省を生かしていきましょう。

ただ一点、苦言を呈するならば、学連から学生に○○してくださいよという文言は各所にありますが、地元の方に学連はどういう対応(具体的には渉外)をするということが載っていないところです。(これは現在は学連が地図所有(版権)をしているとの自分の認識からです。地元渉外は地図の所有者(組織)がするべきだということに論拠を置いています。)

一年を超えるクローズ期間とその間の渉外活動を経て、地元と日本学連の関係は改善されたと理事会は判断しました。

とのことですが、今後はどういった関係を構築していくのかという説明がないこと、また「1.テレイン使用手続き」の図、説明の中での地元とのやりとりについて触れられていないこと(更に蛇足ですが、少なくともこのサイト内では「改善された」との根拠がブラックボックス化されている)が気になります。

そもそもこの問題は学生の地元の方への意識の低さとともに、それまでの組織-地元の方(地主etc)間の意思疎通、相互理解の無さが原因だと個人的には思っているので、その点を欠いては本末転倒ではないかと憂慮しています。

とはいえ、ここまでのものを作ってくれた学連には感謝です。Good Job!

久しぶりの割りに長くなりましたが上記サイトからの引用で終わります。

オリエンテーリングは、地元の方の理解があってはじめて行なうことができるスポーツです。

競技する山林はオリエンティアが地元の方々からお借りしているという気持ちを忘れてはいけません。

永続的な日光地区でのオリエンテーリング活動のために協力をお願いします。

Posted by Inoue at July 10, 2004 01:59 AM